ポリグロットになりたい2
- 語楽舎
- 8月30日
- 読了時間: 3分
ブルガリア語
大学2年時でロシア人の女性に熱をあげているのとほぼ同時期に、ブルガリア人の女性にも夢中になった。好きになった女性の母国語で話したい欲が出てしまう傾向にある僕は、ご多分に漏れず、ブルガリア語で彼女と話したいと思った。ただ、僕の大学にはブルガリア人の先生はいなかったし、当時は今のように気軽にオンラインレッスンが受けられる時代でもなかった。それでもブルガリア語が話せるようになりたかった僕は大学内の書店でテキストを1冊買い、独学でブルガリア語の習得を目指した。ところが、この女性とは遠距離だったこともあり、関係は自然消滅になり、僕のブルガリア学習もわずか2週間で幕を閉じた。
ハンガリー語
大学3年のフランス留学時に友人を介して知り合ったハンガリー人の女の子と付き合うようになり、帰国後に日本人の先生のハンガリー語のオンラインレッスンを週に1回1年間受けた。その後、大学卒業して、ハンガリーに移住するタイミングでこの先生とのレッスンは終了するのだが、それなりに話せるようになった。ただ、悲しいことに僕はハンガリー語の音が好きになれず、この言語に対する学習意欲が全くわかなかった。ハンガリーに移住後は5年間一切勉強をせず、日常生活を通して、会話力が若干上がっただけだった。その後、コロナの間に時間があったため、語学学校のオンライングループ授業の初級を3カ月間受けたが、まじめに勉強はしなかったため、言語力はほぼ上がらなかった。結局、ハンガリーには7年住んでいたが、ハンガリー語は習得できず…。日本に戻った今、激しく後悔している。
スペイン語
大学入学時からスペイン語にはすごく興味があったが、学部のスペイン語専攻者が多かったこともあり、ひねくれ者の僕はスペイン語には手を出さなかった。ハンガリーに移住後に、スペイン人の彼女ができたことで、スペイン語の学習を独学でついに始めた。その後、その女性とは半年で別れてしまうが、スペイン語は好きな言語の1つであり続け、現在までたまにオンライン授業を取りながら細々と学習は続けている。
ポルトガル語
大学では一切縁のなかった言語だったが、幼少期から応援しているサッカーチームの現エースがポルトガル人で、彼のポルトガル語のインタビュー動画を見るうちに、この言語を話したいという欲が日に日に強くなり、1週間前に学習を始めた。ただ、どうやらポルトガル語界では話者が多いこともあってポルトガルのポルトガル語よりもブラジルのポルトガル語の情報が圧倒的に多く、ポルトガルのポルトガル語を話したい学習者にとっては生きずらい世界である。

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