【フランス語作文】「優しい味がする」はなんて言う?
- 語楽舎
- 2021年10月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年12月2日
【お題】
病気の自分のために作ってくれた料理に対して
「優しい味がする」
- 第1回書いて学ぶフランス語勉強会より
【ポイント】
・フランスでは「優しい味」という考え方がないので直訳しただけでは意味が伝わらない
【参加者の方の訳】
1) Ce plat a un goût doux.
2) Ca a un goût tendre.
【判定】
△ Ce plat a un goût doux.
➙ 日本語の「優しい味」には「薄味」という意味もあるので、「マイルドな」という"doux"を使ったのは素晴らしいですが、ここでは「優しさが感じられる味」という意味なので本来のニュアンスとズレてしまいます。
△ Ca a un goût tendre.
➙ 文の構成は非常によかったですが、これだと「優しい味」を直訳しただけで、その意味を知らない人にとっては伝わらない可能性が高いです。
【翻訳例】
Je sens ta gentillesse dans ce plat.
➙ ここでの「優しい味」は「料理の中に優しさが感じられる」という意味なので、「この料理の中に君の優しさが感じられる」という訳にしました。
ただし、ポイントでも述べたようにフランスではこういう考えは存在しないので、実際は"Merci pour ta gentillesse/ton attention. C'est très bon !"などと言います。
書いて学ぶフランス語勉強会ではこのように習得した文法や語彙を駆使してテーマに沿った日本語をフランス語に訳しながら、フランス語力の向上を目指します!ぜひ皆様の参加をお待ちしております!
*判定と模範解答にはネイティブチェックが入っています

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